トップ 基礎代謝と痩せるには





基礎代謝とは、人間が生きていくのに最低必要な機能(体温・呼吸・心拍・内臓など)を維持するエネルギーです。カロリー値としては、成人男性で、1200~1500Kcal程度、成人女性で1000~1300Kcal程度のカロリーが必要だともいわれています。基礎代謝は年齢とともに少しずつ減ってきて40代を過ぎるころには急激な低下があります。10代の頃がピークですので若いころと同じような食事量を摂っていることで太ってしまうということがあるようです。

また、基礎代謝の減少を食い止める方法もいくつかありますが、その中でも筋肉を衰えさせないようにすることなどが重要だといいます。引き締まった筋肉にするには腹筋や腕立て伏せ、水中エクササイズ、ダンベル運動などがおすすめです。人間のエネルギー消費は「基礎代謝」のほかに「運動誘発性体熱産生」と「食事誘発性体熱産生」の3つがあるということです。



基礎代謝は、これらの全体を合わせた総消費エネルギーの60~70%を基礎代謝が消費するということです。それで、夕食などで脂肪分の少ないダイエットメニューにすることなどで、基礎代謝も食後の発熱(DIT反応)も高くなってくることがわかっているます。また、さらに筋肉を鍛えると基礎代謝もアップして脂肪が燃焼しやすいからだに変わりダイエットもしやすくなってきます。

「いくら頑張っても痩せない」「人よりも痩せにくい」などこの差は、基礎代謝の「消費の差」だということがいえます。太りやすい、太りにくいということは、実は基礎代謝がカギを握っているということがあるからなんですね。そして、もし摂取エネルギーを抑えることでは基礎代謝が低下して、体に脂肪をため込もうとする働きがあるということです。

それによって内臓などの働きも悪くなってしまうということがあるようです。そして体の細胞は活力を失ってきて、体にはいろいろな病的な症状なども現れるようになってくるといいます。血液循環の悪さは基礎代謝が低くなることで起こります。そして体表面の冷たさや体温が低いなどの「冷え」症状に変わってきます。ますます、細胞の元気もなくなってきて、生理不順や便秘、下痢、倦怠感、そして精神的にもイライラや憂鬱の症状などもでてくるようです。