基礎代謝とダイエットと痩せる





基礎代謝は、痩せるダイエットをする場合にはとても重要な要素の一つだということです。それは基礎代謝が高いか低いかで、「ダイエット効果がいい」か、「ダイエット効果が悪い」か、とつながってくることがあるようです。

基礎代謝はダイエットをする場合にも大きく関係していて「人が生きていくのに必要最低限の機能を維持するためのエネルギーの代謝量」ということです。そして一日のうちで人が消費するエネルギーの約7割は基礎代謝によるもので、ジョギングなどの運動などは基礎代謝に比べると全然小さいものであるということです。



女性の場合、月経などの場合には基礎代謝量が増減するということがあります。月経中が最も低くなってその次は高くなり、月経がはじまる2、3日前に基礎代謝量は最高値になってくるということがあるようです。

また、妊娠した場合も基礎代謝量が変化するということですね。妊娠4か月までは変化などはありませんが、胎児が大きくなるにつれて高くなるということです。妊娠後期には最高で約20%程度増加するということです。

基礎代謝では、遺伝的要素もあって、「基礎代謝が低いと太りやすい体質の傾向である」と考えられているようです。しかし、痩せていても「痩せの大食い」と言われるくらいに体質的な遺伝的な要因が関わっていることもあって、太りやすい体質の人は、自律神経の活性が鈍くDITと呼ばれる咀しゃくや消化、吸収、代謝など食事にともなうエネルギー消費が弱く、基礎代謝も低い傾向にあるようです。

基礎代謝が低いと脂肪が蓄積しやすくなって、肥満になります。そして肥満になってしまうと、生活習慣病を誘発させる割合が高くなってくるようです。肥満の中でも特に内臓に脂肪がたまりやすい人では、「内臓脂肪型肥満」になって高血圧や糖尿病などの病気になりやすくなってしまうということです。それで、普段からダイエットなどを行って予防することが必要です。

基礎代謝で女性と男性とで比べてみると、男性でも若い人の方が高い傾向にあるようです。しかし加齢とともに下降線をたどるということです。また女性は男性よりも基礎代謝が低い傾向です。それは妊娠・出産ということがあるからで、男性よりも多くの体脂肪を蓄えていて筋肉量などが少ないことが原因だからです。